さて、ここ最近見た中で一番印象に残っているショウ・ウィンドウですが、それがルイ・ヴィトンのクリスマス・ウィンドウです。クリスマスは過ぎ去ってしまいましたが、面白い話題なので紹介します。
上の写真がそれです。まあクリスマスっぽくはないですが、今まで見たことがないディスプレイだったことと、ロンドンのブティック通りNew Bond Streetで、他店と比べても異彩を放つウィンドウだったので面白いなーと思っていたんです。
クリスマスの単純なイメージではなく、どことなく等高線を思わせる抽象的な3Dディスプレイ。木の素材がそのまま生かされているため、シンプルさのなかにも荒さが残り、一体なんなんだろう?とデザインの意味を考えさせられるコンテンポラリーアートのようなウィンドウです。
初めてそれを見たときはそんなことを感じながらでスルーしたんですが、どうにも気になって・・・。後日、お店の前をもう一度通ったので入店することに。しかしほんとに慣れないです・・・New Bond Streetのブティックのようにドアマンがいて、笑顔でGood afternoon gentlemanって言われる店に入るのは少し勇気がいる(笑)
でも入ったかいがありました。店内で手に取ったリーフレットで知ったんですが、実は気になっていたルイ・ヴィトンのショウ・ウィンドウ、ロンドンの
Central Saint Martins college of Arts and Designの学生がデザインしたものだったのです。
作品のタイトルは‘Latitude 48.194 / Longitude 02.286’ つまり「緯度48.194/経度02.286」。デザインしたのはアイルランド出身の21才、Christopher Lawson とスペイン出身の26才、Marcos Villalba。これはヴィトンが2007年のクリスマス・ウィンドウの為に同カレッジで開催したコンペティションの最優秀作品で、同作品は全世界の1000店舗以上のショウ・ウィンドウに採用されています。詳細はルイ・ヴィトンのHPで確認できます。
彼らのデザインコンセプト結構好きです。同じ道を志す者としてかなりの刺激になります。
<リンク・参照>
Louis Vuittton クリスマス・ウィンドウストアにウィンドウの詳細が載っています
Central Saint Martins college of Arts and Design
sfilate ショウ・ウィンドウの奇麗な写真
VOGUE TV ウィンドウをデザインしたセントマの学生&オープニングパーティーの様子
LOUIS VUITTON クリスマス・ウィンドウには直接関係ないですが、旅がしたくなるような美しいFlashが見れます。DISCOVER PARIS▶のリンクから。ヘッドフォン推奨!!
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